
目次
|
|
はじめに〜発行の経緯と目的 1.たんぽぽ舎は、1999年11月1、8、15日の3回連続講座をおこないました。講師は名城大学槌田敦教授で、テーマは『東海村・臨界事故と我々の防災対策〜放射能被害を少なくする方法は……、どう逃げるか(大事故と防災対策)』です。3回共熱心な参加者で満員で、中味の濃い講座でした。 2.たんぽぽ舎が「原発事故と防災」講座を企画した時期は1999年9月で、東海村臨界事故より1ヵ月以上前でした。その目的は、(コンビュータ)西暦2000年問題で、コンピュータのかたまりの原発の事故がとても心配だ。「年末年始には原発(や核)はぜひお正月休みしてほしい」その運動に全カを尽くすが、それが実現せず、不幸にも万一、原発大事故が発生したら、いかに放射能被害を少なくするか=原発事故と防災対策の基本知識の普及が必要だ−と考えたからです。2000年1月が近づいているのでまにあうよう早目に防災講座をおこないました。 3.槌田敦教授の話を聞いた人から、パンフレットにして、広めてほしい−の声がよせられました。又、12月4日(土)の大集会(東海・臨界事故に怒る。原発止めよう!今が正念場)に東日本各地からみえるから、それに間に合わせよう−と槌田さんにお願いしておおいそぎで作成しました。急いだため、不十分な点は発行者の責任です。今後、改訂版でバージョン・アップしていく予定ですのでご了解下さい。 4.原発防災の最良の方法は原発を止めること(廃止すること)だと思います。日々、ひばく労働者を生み出し、こんご子孫代々にまで膨大な放射性廃棄物の「負の遺産」を残す原発をやめることがベストで、私たちもその運動に努力しています。同時にこれだけの多くの原発が現在動いている以上、廃止運動と共に事故の防災(放射能被害を少なくする方法)も考えていかなけれぱならない時期だと考えます。 5.さいごに「原子力防災の基本的な考え方」について、1993年4月に改題発行された槌田敦著の『エネルギーと環境』(初めの題名は、『原発安楽死のすすめ』)の第2章原子力事故と災害の第6節「生き残るための原子力防災」の文が参考になりますので紹介します。 |
| 〔著者紹介〕 槌田 敦 (つちだ あつし) |
1933年 東京に生まれる 1957年 東京都立大学理学部科学科卒 東京都立大学物理学科学士入学 1958年 東京大学大学院物理課程入学 1962年 東京大学理学部物理教室助手 1966年 理化学研究所研究員 現在 名城大学教授 専攻 熱物理学および環境経済学 |
|
| 著書 『石油と原子カに未来はあるか』(亜紀書房) 『石油文明の次は何か』(農山漁村文化協会) 『資源物理学入門』(NHKブックス) 『エントロピーとエコロジー』(ダイヤモンド社) 『環境保護運動はどこが間違っているか?』(宝島社) 『熱学外論』(朝倉書店) 『エコロジー神話の功罪』(ほたる出版) |
||
共著 『化学者槌田龍太郎の意見』(槌田劭との共編著、化学同人) 『エントロピー』(小野周他との共編著、朝倉書店) 『熱学第二法則の展開』(小野周他との共編著、朝倉書店) 『エントロピーとエコロジー再考』(柴谷篤弘との共著、創樹社) 『気とエントロピー』(帯津良一との共著、ほたる出版) |
||
| トップページへ戻る | パンフレット目次へ戻る |