☆七つの祈りのうた 望月 彰さん
反原発の戦いのうたを作りたい。JCO事故後に私が作ったメロディ―に歌詞をつけてほしい。(シンセサイザーを用いた美しいメロディ―で7曲編成です。第5曲以外にはまだ歌詞がついていません。)
☆ 「都内を走る・核燃料車」 核燃料監視関東ネットワーク 三井 元子さん
@ <足立反プル座の取り組みと成果>
足立反プル座は94年から、核燃料の輸送と防災という観点で活動してきたが、(現在は都内を週に2,3回核燃料運搬車両が通っている)足立区の災害対策基本計画の中に核燃料輸送の事故対策を入れてもらうことができ、またJCO臨界事故を機に放射能測定器・防護服などを区の予算で購入してもらうことになった。臨界事故の後、政府の中央防災会議が見直し作業を進めてきた原子力災害対策の骨子案(3/25)によると、対象が現行の原子力発電所と再処理施設だけでなく、加工・貯蔵・廃棄・運搬の全過程にまで広げられており、緊急時には事業者・国・自治体が被害情報を収集し綿密に連絡を取り合うなどの責務が明確にされている。これをもとに23区の連携で都に対して求めてきた防災計画の見直しを更に強く要求していきたい。また、消防庁に対しては、災害時に消防士の被曝を少なくするよう要請している。
A <原子力災害被害者受け入れ訓練実施の報告>
東海村の事故後の日本医療救援機構が行った救援活動に参加した白髭橋病院では、3/29に国立病院東京災害医療センターなど諸団体の協力を得て、原子力災害訓練を行った。病院側はこれを機に民間医療機関・行政・企業・地域社会の間の連携・協力体制がさらに強化されることを期待して訓練を計画、実行した。被曝者を受け入れる際に必要な知識習得に主眼をおき、トリア―ジ訓練・除染作業・後方搬送などを行った。
☆ 「原発の今後はどうなるか」 山崎 久隆さん
@ <新規立地増設問題>
2010年段階で、国・電力会社が運転を見込んでいる可能性のある新規の原発は、東北電力の女川3号や中部電力の浜岡5号など全国で約13基が数えられる。中部電力の芦浜原発建設の計画が断念されたことは記憶に新しいが、この他にも建設中にも係わらず裁判で係争中のものもあり、また電力の自由化に伴い、需要低迷のために、現時点での計画が頓挫する可能性も十分ありうる。
A <アジアの原発増設計画―例として韓国の場合>
2015年までに産業資源部は、原発2基を含む34基の発電設備を、施設の老朽化のため閉鎖する方針である。だが一方では原発14基を含む106基の発電所を建設する予定となっている。まだまだアジアでは原発が積極的に推進されているのが現状のようだ。
B <原子力利用政策と防災体制>
グリーンピース・ジャパンをはじめとする市民団体が、原子力規制行政は通産省・科技庁などの原子力開発、運営の推進省庁から分離独立すべきであるとする「市民の提言」を3/13に発表した。事故が繰り返され、臨界事故などの大事故も現実に起こっている現状から、原子力規制行政の独立強化のために協力できる政党が力を合わせて安全行政の独立を図るための法案を国会に提出し、これを成立させてほしいとしている。
提言の要旨は以下の通りである。○規制機関は、どの省庁からも独立させ、許認可・規制権限などを持つ。
○規制機関は、技術者を相当数そろえ、相当数の職員を持つ。
○規制機関は、地方事務所を持つ。
○地方自治体の、規制行政への関与を強化する。
C <プルサーマル計画>
プルサーマル(濃縮ウラン燃料を燃やすように設計された軽水炉原発で、プルトニウムとウランを混合したMOX燃料を燃やすことを意味する。)は多くの危険性を抱えている。第一にMOX燃料に混ぜるプルトニウムは軽水炉原発での使用済み核燃料を「再処理」して使われるものであり、この再処理の工程がきわめて危険で、周辺の環境を強く放射能汚染し、放射性廃棄物を増やす。第二にプルサーマルで燃やした使用済みMOX燃料はきわめて取り扱いがたい放射性廃棄物となって、子孫に重いつけををまわすことになる。第三にMOX燃料は原発の危険性を更に増大させるものである。
関電・東電いずれもMOX燃料のデータ捏造を行っていたことが明らかになり、事実上の「安全宣言」が撤回されている今、脱原発への第一歩として、最も危険なプルサーマル計画を全面的に廃棄させていきたい。
D <高レベル放射性廃棄物>
核廃棄物の中間貯蔵施設建設計画がもちあがっている、種子島・幌延町などでは市民団体が反対運動を展開している。生態系に根ざして生きる人間として、暮らしや生命と両立しない核施設を1地方の人々に押し付けてはならない。
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